人工授精とは、通常の性交渉によらず、人工的に精液を子宮内に注入することです。夫の精液を使用する配偶者間人工受精(AIH)と夫以外の健康な男性の精液を使用する非配偶者間人工受精(AID)の2種類があります。
1. 精液状態が悪い。 2. 精子減少症や、運動性が悪い、量が少ないなど、精液状態が悪く、通常の性交では受精が 難しいとき。 3. 精子濃度が1cc中1000万以下とか運動率が30%以下のケースの場合など、すぐにAIHを することもあります。 4. 精子と子宮頸管粘液の適合性が悪い。 5. 性交、射精に障害がある。 6. 正常な性交ができない場合など。 7. 原因不明の不妊症 8. 他の方法で妊娠しない場合に、AIHで妊娠することもあります。
排卵日にあわせて、金属やゴムのチューブ付注射器で子宮膣内に精液を注入します。注入後はしばらく安静にします。精液の性状によって、うすめたり、濃縮したりすることもあります。ふつうは採取後1時間くらい後の精液を使います。AIH後は精液のために、子宮に痛みを感じることもあります。妊娠率はケースによりますが、5〜10%くらいで、今では体外受精の方が上です。